大学/大学院基本情報 - オーストラリア留学のスペシャリスト・アイエス留学ネットワーク

大学/大学院　基本情報

オーストラリアの大学は大学学部の専門課程と大学院がひとつの機関に統合された総合教育機関として機能しています。オーストラリア全土に39校の総合大学があり、そのうち2校のみが私立大学です。オーストラリア政府の管轄下にあるため教育レベルは学校間の格差が少なく一定基準以上の質の高さを誇っています。

日本の学士号の履修期間は通常4年ですがオーストラリアでは3年間のコースが一般的。医学系のコースは6年、建築学、歯学、獣医学が5年のコースもあります。オーストラリアの大学は一部の3学期制の大学を除き、2学期制が主流です。

入学は通常2月、コースによっては7月入学も可能です。TAFEや専門学校で取得した単位を大学に移行し、通常よりも早く大学を卒業することも可能です。

オーストラリアの大学は１年目から専門課程に入るため、留学生は準備コースで１年間教養課程を履修します。この大学進学準備コースはファンデーションコース（Foundation Course）と呼ばれいます。

日本で高校を卒業した後にオーストラリアの大学に進学する場合には、オーストラリアの大学進学のために必要な知識を身につける、大学進学準備コースのファンデーションコースへの進学が必要です。ファンデーション・コースは人文系、理科系、商学系等、進学先のコースに合わせて選びます。

オーストラリアの大学は１年目から専門課程に入るため、留学生はファンデーションコースで約１年間教養課程を履修しなければなりません。留学生の方が大学進学後、スムーズに授業についていけるよう、多くの大学で開講されています。

大学や専攻コースによって入学条件が異なりますが、下記が平均的な入学基準となります。

学歴	（大学申請）高校卒業以上 / （大学院申請）大学卒業以上
英語力	IELTS6.0～7.0
その他	音楽、美術、写真、デザインなど芸術系のコースではポートフォリオ（作品）の提出を求められる場合もあります。

申請に必要な書類

2月　/　7月
※　オーストラリアの大学は2月始まりとなります。大学によっては後期にあたる7月に入学が可能なところもあります。

2月入学の場合･･･7月～10月
7月入学の場合･･･1月～4月
※　大学や専攻によって人気のコースは、上記期間より早めの申請が必要となります。

専門学校、大学、大学院へ進学するために必要な英語力を徹底的に身に付ける進学準備コースを経て、進学する方法です。

	語学学校
	↓
	大学/大学院入学

対象	- 日本で高校卒業後、短大・大学に進学された方。
メリット	- 語学学校によっては進学先をたくさんの提携教育機関から選べるため、選択肢が多い。 - 語学学校就学中に気が変わっても進路変更が比較的簡単。

オーストラリアでは、日本の大学の一般教養課程に当たる内容を高校で学習します。教育システムの違いから日本の高校を卒業して進学する場合には、原則としてファンデーションコース（大学進学準備課程）の履修が必要です。

	語学学校
	↓
	ファンデーションコース入学
	↓
	大学入学

対象	-高校卒業後、オーストラリア大学進学を目指したい方。 -効率的に学士号を取得したい方。 -英語で受ける講義に自信を持って参加したい方。
メリット	-大学進学に必要なIELTSのスコアが免除。 -大学によってはファンデーションコースで履修した単位が大学の単位として認定され、通常より早く学士号取得が可能。 -ファンデーションコースも大学キャンパス内で受講できることが多く、大学の設備を利用することができる。

オーストラリア政府は、専門学校・TAFEなどの教育機関で取得した単位や資格を全国的に互換できるAQFシステム（AQF: Australian QualificationFramework）を採用しています。専門学校・TAFE修了後、取得した単位を利用し、大学への進学を目指すことができます。

	語学学校
	↓
	TAFE/専門学校でDiploma取得
	↓
	大学に編入

対象	- 高校卒業後、すぐにオーストラリアで進学をお考えの方。 - 実践と理論をバランスよく身につけたい方。
メリット	-2つの資格（Diploma、Bachelor)が取得できる。 -大学の2年次に編入できることが多く、大学での就学期間の短縮が可能。

日本でIELTS/TOEFLを受験し、オーストラリアの大学/大学院の入学規定を満たし、現地での語学学校就学をせずに進学する方法です。日本人の平均的な英語力を考慮しますと、とても少ないケースです。

	日本でIELTS,TOFLのスコアを取得
	↓
	大学/大学院入学

対象	-日本で高校卒業後、短大・大学に進学された方。 -希望する進学先が定める英語力の規定をクリアした方。
メリット	-語学学校や専門学校を経由せず、最短で学士号取得が可能。