入国後、目的地にはどうやって行く？オーストラリア主要都市への行き方

オーストラリアに入国後、空港から滞在先へ向かう手段は、電車やバス、タクシーなどがあります。この記事では、オーストラリアの主要都市であるシドニー、メルボルン、ブリスベン、パースの空港から、シティの中心部へ行く方法を紹介します。

シドニー

■エアポートリンク（電車）
空港から市内へ6～10分間隔で運行。セントラル駅まで12分。中心部までは大人1人18.39～19.53オーストラリアドルかかります。

■シャトルバス（ミニバス）
国際線ターミナルを出て、右側に乗り場があります。シャトル運航会社は「Redy2Go」で、市内ホテルを巡回します。巡回するため、所要時間は20～60分程度、料金は22オーストラリアドル～と、降車場所により変わります。

■タクシー
国際線ターミナルを出て左に「Taxi」と書かれた看板があります。中心部までは15～20分程度で、料金は45～55オーストラリアドルが目安です。

メルボルン

一般的に“メルボルン空港”と呼ばれているものは、ほとんどの国際線が利用するタラマリン空港になります。ここでは、メルボルンのタラマリン空港からシティの中心部へのアクセス方法を紹介します。

■スカイバス（空港シャトルバス）
中心部のサザンクロス駅地下のバスターミナルまで運行する、赤い車体の大型バス。サザンクロス駅まで20分程度、大人片道22オーストラリアドルです。チケットは、ターミナル1、３、４のスカイバスのカウンターほか、オンラインでも購入できます。年中無休で毎日午前4時～翌午前1時まで運行しています。

■公共バス・電車
ターミナル4の駐車場近くの停留所から乗車します。乗車には「myki」という空港内のインフォメーションセンターで購入可能な交通カードが必要になります。路線バスのため、片道4.6～9.2オーストラリアドルと安いですが、所要時間は60分ほどと他の交通手段よりも時間がかかります。電車に乗る場合は公共バスに乗り、「Roadmeadows」で乗り換えます。

■タクシー
国際線ターミナルを出ると「Taxi Rank」と書かれた看板があります。中心部までは20分程度で、料金はメーター制で60～70オーストラリアドルが目安です。別途、空港利用料4.5オーストラリアドル、さらにチップが5～10％かかります。

■配車サービス
運転ができるのであれば、UberやDidiといったアプリを通して配車を予約もできます。乗車場所は、ターミナル2の目の前にあるUberのピックアップポイントです。事前にアプリで予約・支払いを済ませる必要がありますが、タクシーよりはリーズナブルになります。

ブリスベン

■エアトレイン（電車）
空港を出てすぐにあるブリスベン空港駅から乗車します。ブリスベン市内まで20分程度、国際ターミナル駅からセントラル駅まで乗換なく1本で行けます。料金は20.9オーストラリアドルです。

■シャトルバス
「Con-x-ion」というバス会社のシャトルバスで、少し割高ですが、慣れない交通機関で迷子になるのが心配な方や、大きな荷物を持っている方におすすめです。ブリスベン市内までは50オーストラリアドル～、ゴールドコーストへも50オーストラリアドル～が目安です。

■タクシー
国際線の2F到着ロビーの外と、国内線ターミナルの外にタクシー乗り場があります。ブリスベン市内へは、距離や時間帯により料金形態が変わりますが、大体45～60オーストラリアドルが目安です。

パース

■エアポートライン（電車）
2022年10月に開通したばかりの交通機関で、シティの中心部・パース駅まで20分程度で到着します。料金は支払方法や利用時間により異なりますが、大体5オーストラリアドル前後です。

■路線バス
空港から市内まで運行。運賃は5オーストラリアドル前後です。

■シャトルバス
私営の場合、直接滞在先のホテルまで行ってくれますが、1人35オーストラリアドルと割高です。

■タクシー
ターミナルの到着ロビーを出たところに乗降場所があります。シティの中心部までは20～30分程度、運賃は40～50オーストラリアドルです。空港から乗車する場合は、別途空港利用料4オーストラリアドルかかるほか、深夜帯や土日祝は割増料金になります。

オーストラリアにも交通カードがある！

オーストラリアにも、日本の「Suica」や「ICOCA」のような交通カードがあります。この交通カード1枚で、トラム（電車）やバスが乗車できます。

交通カードは空港内のほか、コンビニや交通局などで購入できます。ただし、都市によって使える交通カードが異なるので注意してください。

以上、オーストラリア入国後、空港から各都市の中心部への行き方の紹介でした。現地は当然、英語表記ばかりです。初めての場所で迷子にならないように、渡航前に交通機関や目的地への行き方を調べておきましょう。

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