ワーキングホリデーで必要な語学力は、どの程度?目安や、レベルアップ方法も紹介!
- 2023年10月09日
- 留学ガイド
ワーキングホリデーは、海外で生活し、就労しながら語学力を磨ける制度です。でも、現地で働くにあたって、自分の英語が通じるのか不安な方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ワーホリにて必要とされる語学力の目安をご紹介。実際に、留学先で働くためには、どの程度の英語力が求められるかを解説します。英語に自信がない人に、おすすめの勉強方法もセレクトしたので、ぜひ参考にしてください。
仕事に必要な語学力の目安は、中級(Intermediate)以上
日本ワーキングホリデー協会の英会話レベル紹介によると、海外で働く英語力の目安は中級(Intermediateレベル)とのことです。TOEICだと650点~750点、英検なら2級レベルの語学力になります。
TOEIC公式サイトでは、470点以上のスコアラーを「限定された範囲内では業務上のコミュニケーションができる」と定義し、「業務上も大きな支障のないレベルは730点以上」と記載しています。
さまざまな職種にてスタッフ募集がされているため、一概には言えませんが、ネイティブと難なくコミュニケーションを取りながら働ける目安は、TOEIC650点以上と考えられるのではないでしょうか。
英語力がなくても、できる仕事はある?
英語レベルは、おおよそ以下の6段階に分けられます。
●初心者(Beginnerレベル)…TOEIC:5~100点 英検:5~4級
●初級(Elementaryレベル)…TOEIC:100~300点 英検:3級
●中下級(Pre-Intermediateレベル…TOEIC:300~650点 英検:準2級
●中級(Intermediateレベル)…TOEIC:650~750点 英検:2級
●中上級(Upper-Intermediateレベル)…TOEIC:750~800点 英検:準1級
●上級(Advancedレベル)…TOEIC:800~900点 英検:1級
英会話のレベルが高いほど、職業選択の幅が広がり、高時給の仕事に就ける可能性が高くなります。
しかし、中にはあいさつ程度や中学校で学ぶ基礎英語程度で採用されるケースもあります。例えば、配送ドライバーやビラ配り、日本食レストランスタッフ、オーペア(ベビーシッター)といった、日常会話のみでこなせる業務です。
その他、日本語教員や美容師など日本での資格・経験を活かせる仕事に巡り合えることもあります。
英語力をレベルアップさせる、おすすめの勉強方法
ここでは、英語をレベルアップさせたい方のために、どんな勉強があるのかを紹介します。
1.日本で、基礎文法やTOEIC学習をする
自宅で気楽にできる事前準備として、初心者・初級レベルの方におすすめなのが、中学英語の復習です。基本的な構文をマスターすることで、日常会話がグッと上達します。
中下級レベル以上の方は、TOEICの学習がぴったり。ビジネスシーンだけでなく、銀行や病院の受診など、日常生活に必要なボキャブラリーを増やせます。
2.日本で、オンライン英会話サービスを利用する
本場のリスニング・スピーキングに慣れたいなら、オンライン英会話の受講が便利です。自宅で好きな時間に勉強できるほか、ワーホリに行きたい国に住む講師をチョイスすれば、アクセント(方言)も学べます。また、お国事情や、ローカル情報を仕入れることもでき、楽しみながら英語のレベルを上げられます。
3.オーストラリアで、語学学校に通う
オーストラリアに到着してからも、英語を学習するチャンスはあります。ワーキングホリデーVISAでは、約4ヶ月の就学が認められていることもあり、仕事を探す前に、語学学校にてレッスンを受講する方も多いようです。さまざまな国から英語を学ぶ生徒が集まっているため、より英語力の重要性を感じながら、英語を習得できます。
ワーキングホリデーで必要とされる語学力の目安は、中級(Intermediate)以上。TOEIC650点以上、英検2級以上のレベルであれば、飲食店やホテルスタッフといった接客業にも、積極的に応募できると考えれば良いでしょう。
いろいろな仕事がある中で、自分がどんな仕事に就きたいのかを明確にすると、事前学習のモチベーション維持につながります。すでに具体的な目標がある方は、語学力を磨き、ぜひ夢を実現させてください!
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