農業セクターで働く学生ビザの就労制限を一時緩和へ
- 2021年01月06日
- オーストラリアNEWS
オーストラリアの学生ビザは、2週間で40時間までの就労を認めています。
オーストラリアの農業は海外からの留学生(主にワーキングホリデー)に頼るところが大きく、とても貴重な働き手となっています。
しかし国境封鎖中の現在、国外から留学生を迎える事ができない状況です。
そこでオーストラリア政府は、農業セクターで働く学生ビザの留学生の就労条件の緩和を検討中であることを発表しました。これが適用になると、コース中であっても2週間で40時間を超えての就労が可能になります。
しかしながら、農家の多くが地方にあり、同地域で学生ビザを取得できる学校(CRICOS Registered Education Provider)は多くありません。
学生ビザにおけるコース受講は、通常、対面での授業時間が週20時間以上(Full time)であることを前提としていますが、コロナ禍において、オンライン授業を認める動きもあります。
地方エリアでファームの仕事を行いながらオンラインで都市部の授業に参加する、ということは認められるのかどうか、今後の動向の注視と情報収集が必要なところです。