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安くならない?!ワーキングホリデービザ申請費と2017年1月1日からの税率について




2015年から18ヶ月に渡って議論されたワーキングホリデービザで渡航する留学生の税率、いわゆるBackpacker TAXですが、32.5%→19%と決定の変更が繰り返され、2017年1月1日より、15%が税率として課されるということで決定しました。



Taxable incomeTax on this income
$0 – $37,00015c for each $1
$37,001 – $87,000$5,550 plus 32.5c for each $1 over $37,000
$87,001 – $180,000$21,800 plus 37c for each $1 over $87,000
$180,001 and over$56,210 plus 45c for each $1 over $180,000

たとえばFarmで働き3ヶ月で$6000稼いだ方の場合

$6,000×15%=$900

が税金として引かれることになります。





ワーキングホリデーということにせずに、現地で住んでいる人(Resident)扱いにしてもらえばいいのでは??

そのように考えられる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、税金を管轄するAustralian Taxation Office(ATO)とビザを管轄しているオーストラリア政府移民局(DIBP)が連携して申請者のビザの照会を行える仕組みになっているため、仮にResidentとして申請したとしても、ATOがDIBPからの情報で申請者がワーキングホリデービザ保持者だと判明した場合、税率に沿って不足分は追加徴収されます。
またそれだけでなく、虚偽の申告をしたということでペナルティが課される可能性もあるので、やはり正直に申請をした方がよいでしょう。


またSuperannuation(年金)については、いつ働いたかにかぎらず、2017年7月1日以降に還付申請したものに関しては、65%が税金として課されます。



参照:
https://www.ato.gov.au/Individuals/International-tax-for-individuals/Coming-to-Australia/Working-holiday-makers/
https://www.ato.gov.au/Individuals/International-tax-for-individuals/Coming-to-Australia/Working-holiday-makers/



年齢制限緩和とビザ申請費の値下げはどうなった??


ここまで新しい税率について説明をしてきました。
今回の議論が白熱している2016年9月に、議会から「税率を変更する代わりに、ワーキングホリデービザ申請費を$440→$390に下げる。また、年齢制限も31歳→35歳に引き上げる」という案があることが発表されました。



しかしワーキングホリデービザ申請費ですが、現行の$440の据え置きになることが12月19日に発表された2016年-2017年の半期予算案によって発表されました。

2016-17-MYEFO-combined_02.png
出典:http://www.budget.gov.au/2016-17/content/myefo/html/index.htm
予算案ダウンロードはこちら



また現在のところ、年齢緩和についての正式な変更の発表はありません。
DIBPのウェブサイトによると、
Age of eligibility – Government announcement

The Government is considering options for expanding the upper age of eligibility from 30 to 35 years, including timeframes, legislative requirements and engagement with partner countries. Reciprocity of arrangements for Australian citizens remains a key feature of the programme. The current age of eligibility (18 to 30) will remain in place for the time being.

出典:DIBP Website



という説明が11月中旬から、1ヶ月以上に渡り掲載されている状況になります。
オーストラリアのブログによっては年齢緩和が「確定」という表現を使っているものもありますが、アイエス留学では移民局の発表を正式な変更と捉えているため、現時点ではこちらが最新の情報になります。



動きがあるとすれば2017年1月1日、もしくは移民局がオープンする1月3日以降が予想されますが、朗報を待つのみ、という状況になります。
アイエス留学としては、さらに多くの機会が広がるような、ワーキングホリデー留学生にとって前向きな決定があることを願うばかりです。

今後もアイエス留学では、オフィスに常駐しているオーストラリア政府公認移民代理人と連携を取り、ビザの最新情報を注視していきます。





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この記事は「Hiromu」が書きました。
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